憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
改めて彼が、とんでもないお金持ちなのだと理解した。
「こんな広い部屋に私ひとりとか、持て余してしまいます……」
主寝室のベッドに、ふたり並んで座る。
大きなこのベッドは今住んでいるマンションの部屋には入りそうにない。
このベッドを買うためにこのレジデンスを購入した疑惑もあるが、それは黙っておこう。
「……そう、だよな」
ぽつりと落とした彼の声は、後悔しているようだった。
「だったら今から、ちょうどいい部屋を探しに行くか!」
「……は?」
勢いよく頭を上げた彼の顔を、まるで常識の通じない宇宙人でも見る気持ちで見つめていた。
「えっと……。
まさか、さらにマンションを買おうと思ってます?」
「そうだが?」
龍志はなに当たり前のこと聞いてんの?という感じだが、私は頭が激しく痛んでこめかみを押さえていた。
「ちなみにその場合、この部屋はどうするつもりですか」
「賃貸にすれば七星の収入が増えるだろ?」
ああ、そーゆー。
無駄にはならないようでほっとしたが、それでもやはりマンションとはそんなに、ぽんぽん気軽に買うものではないのだ。
「……ここで大丈夫です」
「こんな広い部屋に私ひとりとか、持て余してしまいます……」
主寝室のベッドに、ふたり並んで座る。
大きなこのベッドは今住んでいるマンションの部屋には入りそうにない。
このベッドを買うためにこのレジデンスを購入した疑惑もあるが、それは黙っておこう。
「……そう、だよな」
ぽつりと落とした彼の声は、後悔しているようだった。
「だったら今から、ちょうどいい部屋を探しに行くか!」
「……は?」
勢いよく頭を上げた彼の顔を、まるで常識の通じない宇宙人でも見る気持ちで見つめていた。
「えっと……。
まさか、さらにマンションを買おうと思ってます?」
「そうだが?」
龍志はなに当たり前のこと聞いてんの?という感じだが、私は頭が激しく痛んでこめかみを押さえていた。
「ちなみにその場合、この部屋はどうするつもりですか」
「賃貸にすれば七星の収入が増えるだろ?」
ああ、そーゆー。
無駄にはならないようでほっとしたが、それでもやはりマンションとはそんなに、ぽんぽん気軽に買うものではないのだ。
「……ここで大丈夫です」