憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
第十七章 憧れの上司とさよならしました
土曜日は朝早くから龍志とふたりで買い出しに行った。
旅行のときに約束した、私の好きなチーズをのせて焼いたロールキャベツを作ってくれるという。
「サーモンだけのお寿司、ありました」
「こっちもキャベツ一玉五十円だった」
うきうきでカゴに追加し、買い物を続ける。
もう、月曜の朝にはさようならしなければならないなどないかのように普通に過ごした。
帰ってきて、ふたり並んで料理をする。
レジデンスのキッチンは広いので、ふたりでも余裕だった。
……もう、こうやってふたりで料理するのも最後なんだ。
そう気づき、涙が出てくる。
「どうかしたのか」
私が急に手を止め、龍志が心配そうに聞いてきた。
「なんでもない、です。
このタマネギ、目に染みて」
刻んでいたタマネギのせいにして涙を誤魔化す。
「あー、たまにそういうの、あるよな」
困ったように彼が笑う。
きっとわかっていて、そう言ってくれた。
その気遣いが、嬉しい。
「ほー、上手くなったもんだな」
「でしょー」
私が刻んだタマネギを見て龍志は感心していて、得意になった。
旅行のときに約束した、私の好きなチーズをのせて焼いたロールキャベツを作ってくれるという。
「サーモンだけのお寿司、ありました」
「こっちもキャベツ一玉五十円だった」
うきうきでカゴに追加し、買い物を続ける。
もう、月曜の朝にはさようならしなければならないなどないかのように普通に過ごした。
帰ってきて、ふたり並んで料理をする。
レジデンスのキッチンは広いので、ふたりでも余裕だった。
……もう、こうやってふたりで料理するのも最後なんだ。
そう気づき、涙が出てくる。
「どうかしたのか」
私が急に手を止め、龍志が心配そうに聞いてきた。
「なんでもない、です。
このタマネギ、目に染みて」
刻んでいたタマネギのせいにして涙を誤魔化す。
「あー、たまにそういうの、あるよな」
困ったように彼が笑う。
きっとわかっていて、そう言ってくれた。
その気遣いが、嬉しい。
「ほー、上手くなったもんだな」
「でしょー」
私が刻んだタマネギを見て龍志は感心していて、得意になった。