憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
いわゆる『モンスターペアレント』で、気に入らないことがあればしょっちゅう、学校に乗り込んできて、それで龍志はほとほと困り果てていたらしい。
それは結婚指環を外させるのに指を切断しようとした話からもなんとなくわかる。
父親は龍志に人生設計書を渡し、このとおりに生きるように強要した。
成績は常にトップ、部活をやるのはいいが中学まで、それも必ずトップでなければならない。
品行方正、生徒会長を務めよ。
とにかく事細かく指示されて、うんざりしていたという。
しかも、その計画書から外れるようなことがあればすぐに、この家にお前はいらない、出ていけと言われたそうだ。
それはまだ小学校に上がる前からだったという。
そんな龍志の唯一頼れる家族が、お兄さんだった。
笹西さんも会ったことがあり、あんな親に育てられたと思えないほどまともな人だったという。
ただ、彼は万事控えめで争いを好まず、龍志とは反対に父親に従っていたという。
しかし龍志のことだけは例外で、龍志のためならば珍しく父親に反抗していたらしい。
「だからお兄さんの力添えがあって大学から家を出られて、本当に嬉しそうだった。
それが、愛する女のためにあんなに嫌っていた家に戻るとか言い出して、本当に驚いたよ」
それは結婚指環を外させるのに指を切断しようとした話からもなんとなくわかる。
父親は龍志に人生設計書を渡し、このとおりに生きるように強要した。
成績は常にトップ、部活をやるのはいいが中学まで、それも必ずトップでなければならない。
品行方正、生徒会長を務めよ。
とにかく事細かく指示されて、うんざりしていたという。
しかも、その計画書から外れるようなことがあればすぐに、この家にお前はいらない、出ていけと言われたそうだ。
それはまだ小学校に上がる前からだったという。
そんな龍志の唯一頼れる家族が、お兄さんだった。
笹西さんも会ったことがあり、あんな親に育てられたと思えないほどまともな人だったという。
ただ、彼は万事控えめで争いを好まず、龍志とは反対に父親に従っていたという。
しかし龍志のことだけは例外で、龍志のためならば珍しく父親に反抗していたらしい。
「だからお兄さんの力添えがあって大学から家を出られて、本当に嬉しそうだった。
それが、愛する女のためにあんなに嫌っていた家に戻るとか言い出して、本当に驚いたよ」