憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
至近距離にまで迫る由姫ちゃんの顔が、怖い。
「……はい」
ついに負けて、肯定の返事をしていた。
「はぁーっ」
腰に手を当て、呆れるように彼女が大きなため息をつき、身体がびくりと大きく震えた。
「なんで別れるってわかってるのに、ちゃんと避妊しないでそういう行為、したんですか」
「す、すみません……」
あまりに彼女が恐ろしく、その場で正座しそうになった。
さらに目にはうっすらと涙が浮いてくる。
しかし彼女が言うのは正論なのでなにも返せなかった。
「まあ、できちゃったものをいまさらどうこう言っても遅いですけど。
で、これからどうするんですか。
もちろん、宇佐神課長に連絡するんですよね?」
「私は龍志を……奪い返そうと思ってる」
「奪い返す?」
意味がわからないというふうに彼女が聞き返してくる。
「宇佐神課長、家の都合で実家に帰ったって……」
「それは、本当。
でも、龍志の両親はいわゆる毒親なんだ。
それで無理矢理、龍志を家に連れ戻して後を継がせようとしてる。
だから私は、龍志を奪い返しに行く」
「はぁーっ」
再び、由姫ちゃんの口からため息が落ちていく。
「……はい」
ついに負けて、肯定の返事をしていた。
「はぁーっ」
腰に手を当て、呆れるように彼女が大きなため息をつき、身体がびくりと大きく震えた。
「なんで別れるってわかってるのに、ちゃんと避妊しないでそういう行為、したんですか」
「す、すみません……」
あまりに彼女が恐ろしく、その場で正座しそうになった。
さらに目にはうっすらと涙が浮いてくる。
しかし彼女が言うのは正論なのでなにも返せなかった。
「まあ、できちゃったものをいまさらどうこう言っても遅いですけど。
で、これからどうするんですか。
もちろん、宇佐神課長に連絡するんですよね?」
「私は龍志を……奪い返そうと思ってる」
「奪い返す?」
意味がわからないというふうに彼女が聞き返してくる。
「宇佐神課長、家の都合で実家に帰ったって……」
「それは、本当。
でも、龍志の両親はいわゆる毒親なんだ。
それで無理矢理、龍志を家に連れ戻して後を継がせようとしてる。
だから私は、龍志を奪い返しに行く」
「はぁーっ」
再び、由姫ちゃんの口からため息が落ちていく。