憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
満智さんは現在、子供を連れて自分の実家に帰っている。
ご両親は絶対に孫を宇佐神の家にはやらないし、縁も切りたいと大変お怒りだったそうだ。
そのためにはなんだってすると、笹西さんに約束してくれたらしい。
龍志も何度か尋ねてきたが、宇佐神家の人間だからと敷居もまたがせなかったという。
満智さん自身はかなり心が弱っていて、『義父と義母の決定に従います。
龍志さんと結婚しろというのならそうします。
逆らったりいたしません』と始終、怯えた様子だったという。
そのうち、父親から娘婿――お兄さんに、なにかあったときはここにアクセスしてくれと言われたとメモを渡された。
そこになにがあるのか確かめたいが、ネットには疎くて困っているという。
目の前で開いたそこには、義母が満智さんにおこなった虐待の証拠が残されていた。
「満智さんは心身が大変弱っており、加療が必要で現在は入院していらっしゃいます」
「ふん。
あんな弱い人間に子育てなんて無理なのよ。
だから私が育ててあげると言っているのに。
さっさと子供を渡せばいいものを」
母親の言葉に腹の底が煮え立ったが、心を静めた。
ご両親は絶対に孫を宇佐神の家にはやらないし、縁も切りたいと大変お怒りだったそうだ。
そのためにはなんだってすると、笹西さんに約束してくれたらしい。
龍志も何度か尋ねてきたが、宇佐神家の人間だからと敷居もまたがせなかったという。
満智さん自身はかなり心が弱っていて、『義父と義母の決定に従います。
龍志さんと結婚しろというのならそうします。
逆らったりいたしません』と始終、怯えた様子だったという。
そのうち、父親から娘婿――お兄さんに、なにかあったときはここにアクセスしてくれと言われたとメモを渡された。
そこになにがあるのか確かめたいが、ネットには疎くて困っているという。
目の前で開いたそこには、義母が満智さんにおこなった虐待の証拠が残されていた。
「満智さんは心身が大変弱っており、加療が必要で現在は入院していらっしゃいます」
「ふん。
あんな弱い人間に子育てなんて無理なのよ。
だから私が育ててあげると言っているのに。
さっさと子供を渡せばいいものを」
母親の言葉に腹の底が煮え立ったが、心を静めた。