憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
「これはごく一部です」
まとめてきた報告書をテーブルの上に置く。
そこはいつの間にか、いくつもの書類やなんかでいっぱいになっていた。
「これは……」
「これも明日の配信で暴露予定です。
あ、止めても無駄ですよ。
集団訴訟の予定ですでに動き出しています」
そのとおりだと笹西さんが頷き、龍志は大きなため息をついた。
「ちょっと待ってろ」
携帯を操作し龍志が耳に当てる。
「親父?
忙しいって?
わかってる。
三分だけ時間をくれ。
あんた、パワハラで訴えられるらしいよ」
話しながら龍志は愉快そうに喉を鳴らして笑っている。
「詳しい話をするから、ちょっと待て」
携帯をスピーカーにしてテーブルの上に置き、龍志は私に話すように目で合図した。
「はじめまして、お義父さん。
龍志さんの妻の、七星と申します」
『龍志に妻などおらん』
すぐに不機嫌そうな声が返ってきたが、かまわずに続ける。
「龍志さんを返していただきにまいりました。
今どき、世襲なんて古いんですよ。
子供は、あなたのものではありません。
いい加減、解放してくれませんか」
『お前にいったい、なにがわかる』
まとめてきた報告書をテーブルの上に置く。
そこはいつの間にか、いくつもの書類やなんかでいっぱいになっていた。
「これは……」
「これも明日の配信で暴露予定です。
あ、止めても無駄ですよ。
集団訴訟の予定ですでに動き出しています」
そのとおりだと笹西さんが頷き、龍志は大きなため息をついた。
「ちょっと待ってろ」
携帯を操作し龍志が耳に当てる。
「親父?
忙しいって?
わかってる。
三分だけ時間をくれ。
あんた、パワハラで訴えられるらしいよ」
話しながら龍志は愉快そうに喉を鳴らして笑っている。
「詳しい話をするから、ちょっと待て」
携帯をスピーカーにしてテーブルの上に置き、龍志は私に話すように目で合図した。
「はじめまして、お義父さん。
龍志さんの妻の、七星と申します」
『龍志に妻などおらん』
すぐに不機嫌そうな声が返ってきたが、かまわずに続ける。
「龍志さんを返していただきにまいりました。
今どき、世襲なんて古いんですよ。
子供は、あなたのものではありません。
いい加減、解放してくれませんか」
『お前にいったい、なにがわかる』