憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
先に私が上がり、龍志の前に立った。
「おかえりなさい、あなた。
遅かったわね」
龍志からの返事はない。
もしかして、別れたあの日の続きだと気づいていないのではと不安になった。
「えっ、あっ」
「ただいま、ハニー。
遅くなって、ごめん」
なんでもないと言おうとしたら、彼の唇が重なった。
彼は唇を割って侵入してきて、まるで会えなかったあいだを補充するかのごとく私を貪った。
「またこうやって七星に触れられるなんて、嘘みたいだ」
自身が濡らした私の唇を彼が親指で拭う。
そのまま促してソファーに並んで座った。
「俺のためにいろいろ苦労も怖い思いもさせたよな。
すまん」
申し訳なさそうに彼が頭を下げ、私の胸が痛む。
悪いのは彼じゃない、彼の両親だ。
「いいんです。
龍志が帰ってきてくれたのなら、それでいいんです」
その存在を確かめるかのように彼の頬に触れた。
ちゃんと龍志は私の前にいる。
私のところに帰ってきてくれた。
そう自覚し、胸が温かいもので満たされていく。
それはとうとう溢れ、目から涙になって流れていった。
「ありがとう。
本当にありがとう」
「おかえりなさい、あなた。
遅かったわね」
龍志からの返事はない。
もしかして、別れたあの日の続きだと気づいていないのではと不安になった。
「えっ、あっ」
「ただいま、ハニー。
遅くなって、ごめん」
なんでもないと言おうとしたら、彼の唇が重なった。
彼は唇を割って侵入してきて、まるで会えなかったあいだを補充するかのごとく私を貪った。
「またこうやって七星に触れられるなんて、嘘みたいだ」
自身が濡らした私の唇を彼が親指で拭う。
そのまま促してソファーに並んで座った。
「俺のためにいろいろ苦労も怖い思いもさせたよな。
すまん」
申し訳なさそうに彼が頭を下げ、私の胸が痛む。
悪いのは彼じゃない、彼の両親だ。
「いいんです。
龍志が帰ってきてくれたのなら、それでいいんです」
その存在を確かめるかのように彼の頬に触れた。
ちゃんと龍志は私の前にいる。
私のところに帰ってきてくれた。
そう自覚し、胸が温かいもので満たされていく。
それはとうとう溢れ、目から涙になって流れていった。
「ありがとう。
本当にありがとう」