憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
「えっ、あっ、……なんでもない、……デス」
暇だったからって、恥ずかしすぎる。
おかげで語尾はぎこちなくなって消えていった。
「まあ俺は、七星はつむじも可愛いなと思って見てたけど」
妙なことを告げられ、おかげで顔がぼっと火を噴く。
というか、人のこと観察していたのは私だけじゃないじゃない!
おあいこだ、おあいこ。
そうこうしているうちに降りる駅に着いた。
駅を出ながらぴたりと身体を宇佐神課長につけ、あたりをうかがう。
そんな私の不安に気づいたのか、課長はぐいっと腰を抱いてきた。
――さらに。
「七星」
呼ばれて、足を止める。
顔を見上げると課長は私の額に、これ見よがしに口づけを落とした。
「えっ、あっ、その」
「魔除け」
右の口端をつり上げ、彼がにやりと笑う。
言いたいことはわかる、こうやって恋人がいると見せつければ諦めないかというのだろう。
「ストーカーが激高して刺されたらどうするんですか」
こそこそと話しながらマンションへの道を急ぐ。
今日も後ろから、ねっとりとした視線が追ってきた。
「んー?
七星を庇って刺されたら本望?」
暇だったからって、恥ずかしすぎる。
おかげで語尾はぎこちなくなって消えていった。
「まあ俺は、七星はつむじも可愛いなと思って見てたけど」
妙なことを告げられ、おかげで顔がぼっと火を噴く。
というか、人のこと観察していたのは私だけじゃないじゃない!
おあいこだ、おあいこ。
そうこうしているうちに降りる駅に着いた。
駅を出ながらぴたりと身体を宇佐神課長につけ、あたりをうかがう。
そんな私の不安に気づいたのか、課長はぐいっと腰を抱いてきた。
――さらに。
「七星」
呼ばれて、足を止める。
顔を見上げると課長は私の額に、これ見よがしに口づけを落とした。
「えっ、あっ、その」
「魔除け」
右の口端をつり上げ、彼がにやりと笑う。
言いたいことはわかる、こうやって恋人がいると見せつければ諦めないかというのだろう。
「ストーカーが激高して刺されたらどうするんですか」
こそこそと話しながらマンションへの道を急ぐ。
今日も後ろから、ねっとりとした視線が追ってきた。
「んー?
七星を庇って刺されたら本望?」