あきれるくらいそばにいて

その夜と次の日の日曜日、わたしは未来の自宅で過ごし、ずっと未来がそばに居てくれた。

未来は料理が苦手なのに、料理すらする元気がないわたしの為に炒飯を作ってくれて、凄く味の薄い炒飯だったけど、愛情のこもった美味しい炒飯だった。

そして未来は、わたしに「月曜日に病院行けよ?」と言った。

「え、でも月曜日はやる事がたくさんあるし、休んだら、」
「大丈夫。今は仕事より葉月の身体を一番に考えろ。仕事の方は俺が何とかするから。」
「未来、、、ありがとう。」
「一日でも早く病院に行った方がいい。だから、仕事の心配はしなくていい!なっ?」

未来の言葉にわたしが涙を流すと、未来はわたしを抱き寄せ「俺は葉月の味方だって言っただろ?俺が葉月を支えるから、、、。」と言い、わたしの頭を撫でた。



次の日の月曜日、未来は「病院に付き添えなくてごめんな!」と言って、会社に出勤して行った。

わたしは朝イチから紹介状を持ち、総合病院へと向かった。

受付で紹介状を出し、待合室で待っていると、思っていたよりも早く診察室に呼ばれ、「これから時間ありますか?」と聞かれた。

わたしが「はい。」と返事をすると、そこから色んな検査が始まった。

レディースクリニックでもした経膣エコー検査や血液検査、CT検査やMRI検査。

わたしは言われるがままに案内される検査室に移動しては、検査を受け、まさかこんな初日から検査を受けるだなんて思っていなかったので、わたしはそこまで状態が酷いのか、と思った。

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