あきれるくらいそばにいて
わたしは未来の布団に潜り込み、未来を待った。
すると、中学生の頃に父親から受けた行為の時のことを思い出してしまった。
"葉月、大丈夫だよ。すぐ気持ち良くしてやるから"
"葉月、力抜きなさい。だから痛いんだよ"
"ほら、葉月。これがセックスっていうんだよ。葉月の身体、成長したなぁ"
気持ち悪い、、、
父親の口から吐き出された気持ち悪い言葉の数々。
わたしは、父親に身体を穢された気持ちになり、その行為自体が気持ち悪く感じてしまい、怖くて仕方なかった。
でも、未来なら大丈夫な気がする。
未来は、わたしの気持ちを第一に考えてくれるし、無理にしようとしたことはない。
大丈夫、、、大丈夫、、、
そう思っていると、寝室に未来が入って来る気配がして、わたしは布団から起き上がった。
未来はいつもの部屋着姿でこちらに歩み寄って来ると、ベッドの脇に座り、優しく微笑んだ。
「大丈夫?怖くなってない?」
そう言って、未来はわたしの手を取り、ギュッと手を握りしめてくれた。
「うん、、、大丈夫。未来となら、、、怖くない。」
わたしがそう言うと、未来はベッドの上に上がり、わたしの両手を゙取って、「ありがとう。その大事な役目を、俺に手伝わせてくれて。」と言った。