裏社会の私と表社会の貴方との境界線
***


寮に戻った私は特にやることがなく、読書や勉強などをしてホームルームが始まる前まで時間を潰していた。


今の時刻は16時。


まだ1時間ほど時間があるが校舎内で迷ったりすることもあるかもしれないと考え、16時半には部屋を出ようと思っている。


やることないし、武器磨きでもしようかしら…。


そう思って椅子から立とうとした時——。


コンコンッ。


私の部屋のドアを叩く音がした。


誰だろう?と思いながらドアノブに手をかける。


ドアを開くと、そこには思わぬ人物…ツキが立っていた。


「今大丈夫?」


「え、ええ、大丈夫だけど。…何か用かしら?」


ツキが私に話しかけてくるなんて滅多にないので、別任務でも入ったのだろうと思った。


しかし、ツキは私の予想とは全く違うこよを言った。


しかも普段のツキなら絶対に言わないことを。


「僕達同じクラスでしょ?だから、一緒に行かない?」


「えっ…」


その言葉が予想外すぎてぽかんとする。
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