人気バンドの紅一点?!~天然美女は溺愛される~
「なにがあっても離れないって言ってくれただろ。じゃあ、俺は誓い通り一緒にしたい。ストーカーみたいなやつだと思ってくれてもいいから・・・俺は、ユキと一緒に大学辞める。なぁ、俺がユキといたいだけ・・・それでもだめ?」
「う・・・っ」
乞うような瞳、つまりユキは押しに弱い。
ここはもうひと踏ん張り・・・。
「俺、大学でユキと過ごせなくなるくらいなら、やめてずっとユキと過ごしたい。こいつらも同じ。みんな、ARTEMIS大好きでお互いが一番のファンで・・・ユキもそうだろ?だから・・・」
‟一緒にさせて„
「う~・・・っ、もう!お母さんとお父さんに叱られても知らないからね!」
「うん、どれだけ怒られても殴られても家追い出されても・・・ユキと一緒がいい」
自分でも目が輝いているのが分かる。
「じゃあユキ、僕もいいよね?」
「俺もいいよな?」
「もー・・・なんで私に許可取るの?・・・みんながそうしたいなら、いいと思うよ」
結局、腹の中に入れた奴には甘いユキは、もちろん許してくれた。
にしても甘々だなぁ・・・ちょっと心配になる。
「あ、お母さんたちに絶対駄目って言われたらそれでいいからね?みんな辞めてるから・・・なんて考えなくていいから」
「でもファンも活動時間増やした方が喜ぶと思うんだ。彪兎もスケジュール管理楽になると思うし・・・」
「うぅ・・・」
ふっ・・・ほんとに甘い。
ファンのため、と言われると断れないユキだ。
それに、人に迷惑をかけるコトもものすごく嫌う。
大切な人の負担が減ると言われれば・・・NOなんて言えないだろう。
「みんなでさ、ファンのコト喜ばせようよ」
コウの押しもあり、ユキは降参するかのように両腕をあげた。
うわ・・・。
脇えっろ・・・ってなんか変態みたいだな。
「じゃあ・・・辞めてよかったって思えるくらい頑張らないとね」
気を取り直すようにユキが笑みを浮かべる。
「そだな!今まで以上に集中して頑張れるな!」
セイがいい笑顔でプレッシャーをかけてきて、みんなが今以上に忙しくなる生活に顔をひきつらせた。
でもそれはほんの一瞬。
すぐに嬉しそうに顔を見合わせて笑い合う。
「私も作曲のペース上げようかな!」
「じゃあ僕もあげないとね。今年は○○○○大賞狙おうか!」
「あはは、そうだねぇ」
コウとユキが楽しそうに新しい曲の話を始める。
いつも通りの光景なのに、何故かすごく寂しくなった。
「う・・・っ」
乞うような瞳、つまりユキは押しに弱い。
ここはもうひと踏ん張り・・・。
「俺、大学でユキと過ごせなくなるくらいなら、やめてずっとユキと過ごしたい。こいつらも同じ。みんな、ARTEMIS大好きでお互いが一番のファンで・・・ユキもそうだろ?だから・・・」
‟一緒にさせて„
「う~・・・っ、もう!お母さんとお父さんに叱られても知らないからね!」
「うん、どれだけ怒られても殴られても家追い出されても・・・ユキと一緒がいい」
自分でも目が輝いているのが分かる。
「じゃあユキ、僕もいいよね?」
「俺もいいよな?」
「もー・・・なんで私に許可取るの?・・・みんながそうしたいなら、いいと思うよ」
結局、腹の中に入れた奴には甘いユキは、もちろん許してくれた。
にしても甘々だなぁ・・・ちょっと心配になる。
「あ、お母さんたちに絶対駄目って言われたらそれでいいからね?みんな辞めてるから・・・なんて考えなくていいから」
「でもファンも活動時間増やした方が喜ぶと思うんだ。彪兎もスケジュール管理楽になると思うし・・・」
「うぅ・・・」
ふっ・・・ほんとに甘い。
ファンのため、と言われると断れないユキだ。
それに、人に迷惑をかけるコトもものすごく嫌う。
大切な人の負担が減ると言われれば・・・NOなんて言えないだろう。
「みんなでさ、ファンのコト喜ばせようよ」
コウの押しもあり、ユキは降参するかのように両腕をあげた。
うわ・・・。
脇えっろ・・・ってなんか変態みたいだな。
「じゃあ・・・辞めてよかったって思えるくらい頑張らないとね」
気を取り直すようにユキが笑みを浮かべる。
「そだな!今まで以上に集中して頑張れるな!」
セイがいい笑顔でプレッシャーをかけてきて、みんなが今以上に忙しくなる生活に顔をひきつらせた。
でもそれはほんの一瞬。
すぐに嬉しそうに顔を見合わせて笑い合う。
「私も作曲のペース上げようかな!」
「じゃあ僕もあげないとね。今年は○○○○大賞狙おうか!」
「あはは、そうだねぇ」
コウとユキが楽しそうに新しい曲の話を始める。
いつも通りの光景なのに、何故かすごく寂しくなった。