はるけき きみに ー 彼方より -
八重は石川らを探そうと懸命に走った。
だが彼らは終日役所の探索に駆り出されている。そこらで出会うのは至難の業だ。
踵を返して家に向かう、そこにいたマシューとサジットに急を告げた。
「紫音様が菱屋の舟を追いかけているのです」
マシューが駆け出し、サジットは石川らを捜しに市中へ向かう。
八重とマシューが菱屋の側に来た。
当然さっきの舟はいない。
「どっちに向いて漕ぎ出したのだ?」
「河口です、海に向かって漕いで行きました」
「下流へ向かったなら速度が速いな」
マシューは近くの厩で馬を借りた。
一直線に下流を目指す。
だが彼らは終日役所の探索に駆り出されている。そこらで出会うのは至難の業だ。
踵を返して家に向かう、そこにいたマシューとサジットに急を告げた。
「紫音様が菱屋の舟を追いかけているのです」
マシューが駆け出し、サジットは石川らを捜しに市中へ向かう。
八重とマシューが菱屋の側に来た。
当然さっきの舟はいない。
「どっちに向いて漕ぎ出したのだ?」
「河口です、海に向かって漕いで行きました」
「下流へ向かったなら速度が速いな」
マシューは近くの厩で馬を借りた。
一直線に下流を目指す。