きみと私の恋のみち〜想いを伝えたい〜
数式を黒板にチョークで書いている数学の先生を横目に私は窓の外をぼうっと見つめていた。私・・・・月音くんが好きなのかな?恋って感覚、わからないよ~・・・・綾香たちに相談してみる?でもなあ・・・なあんて考えていると、「衣川さん。」先生に名前を呼ばれてハッとした。「この問題の答えをどうぞ。」ま、まったく先生の話聞いていなかったー。まあ、また考えればいいや。今は授業に集中!私は気持ちを切り替えて質問に答えた。