きみと私の恋のみち〜想いを伝えたい〜
「綾香は何を買ったの?」
「うふふ・・・・なんと私もこ羽音愛と同じこんぺいとうを買ったの。もうじき妹の誕生日で、誕プレを買いに来たってわけ。」
「あ、そっか。綾香、妹ちゃんいたよね。今小五だよね。美綾(みあや)ちゃんだっけ。」
「うん、美綾だよ。」そこで私の頭にふっと、ある考えが思いついた。
「ねえ、綾香。この後時間ある?一緒にこのこんぺいとう食べない?」
「わあ、いいね!」綾香はにっこりとした。
ってことで綾香と私はふたりでショッピングパークを出たところにあるきれいに整備された公園のベンチに腰掛けて、こんぺいとうの入ったガラスのふたをあけた。
砂糖の甘い香りがふわ~っと香った。中にはたくさん大粒なこんぺいとうが入っていた。
私は一粒つまみあげた。淡いピンク色。赤色も混じっている。
ぱくりと入れてみた。
ん??なんの味もしなかった。かすかな甘みが混じっているような気がするが・・・・と思い、じれったくて奥歯でかり、とかみ砕いた。と、思えばうっとりするほどの甘みの波が押し寄せてきた。
続いて少しピリッとした風味が来た。ショウガみたいな味の後味。
そして最後にその味はすうっと引いていった。
これが・・私の初恋の味・・・・確かに当たってるかも。
最初味がしなかったっていうのは私が月音くんへの恋心に気づいていないところで、甘みのところは恋心に気づいたところ。ピリッとしたところはライバルへの挑戦・・・みたいな・・・・?
そんなことを思いつつ綾香に目をやる。綾香はちょうどこんぺいとうを一粒、つまみあげているところだった。パクリと口に入れる。
「どう?」興味津々に私が聞くと、綾香はうっとりとした顔で答えた。
「とっても甘い。混じりけのない甘み・・・」
「うふふ・・・・なんと私もこ羽音愛と同じこんぺいとうを買ったの。もうじき妹の誕生日で、誕プレを買いに来たってわけ。」
「あ、そっか。綾香、妹ちゃんいたよね。今小五だよね。美綾(みあや)ちゃんだっけ。」
「うん、美綾だよ。」そこで私の頭にふっと、ある考えが思いついた。
「ねえ、綾香。この後時間ある?一緒にこのこんぺいとう食べない?」
「わあ、いいね!」綾香はにっこりとした。
ってことで綾香と私はふたりでショッピングパークを出たところにあるきれいに整備された公園のベンチに腰掛けて、こんぺいとうの入ったガラスのふたをあけた。
砂糖の甘い香りがふわ~っと香った。中にはたくさん大粒なこんぺいとうが入っていた。
私は一粒つまみあげた。淡いピンク色。赤色も混じっている。
ぱくりと入れてみた。
ん??なんの味もしなかった。かすかな甘みが混じっているような気がするが・・・・と思い、じれったくて奥歯でかり、とかみ砕いた。と、思えばうっとりするほどの甘みの波が押し寄せてきた。
続いて少しピリッとした風味が来た。ショウガみたいな味の後味。
そして最後にその味はすうっと引いていった。
これが・・私の初恋の味・・・・確かに当たってるかも。
最初味がしなかったっていうのは私が月音くんへの恋心に気づいていないところで、甘みのところは恋心に気づいたところ。ピリッとしたところはライバルへの挑戦・・・みたいな・・・・?
そんなことを思いつつ綾香に目をやる。綾香はちょうどこんぺいとうを一粒、つまみあげているところだった。パクリと口に入れる。
「どう?」興味津々に私が聞くと、綾香はうっとりとした顔で答えた。
「とっても甘い。混じりけのない甘み・・・」