きみと私の恋のみち〜想いを伝えたい〜
「え・・・いいの?これ、月音くんのやつでしょ?お金・・・」
受け取るのを躊躇していると、月音くんはいいよ、と笑った。
「人が困ってるのに放っておけないから。それに、これおいしいし食べてもらいたい。」
「え・・・あ、うん、ありがと。」私は照れて赤くなったであろう顔をうつむけてぼそぼそとカレーパンをほおばった。
非現実的すぎるシチュエーションにびっくりだ。誰もいない教室でモテ男子と一緒に昼ご飯を食べるなんて・・・・
「ねえ・・・月音くん・・」私はまだ何を言うか定まっていないまま口を開いた。
「ん?」月音くんはサンドイッチを口に入れたまま返事をした。
「私が・・・私が・・・月音くんのこと好きって言ったら、困るよね?」
無意識のうちにすっごい恥ずかしいことを言っていた
自分でもなんでこんなこと言っちゃったんだろと慌てて口を押さえた。
わわわわわ〜〜!絶対月音くん、引いてるよね!ドン引きだよね・・・・
我ながら情けない・・・・
「えっ、あ、ごめ「別に困らないよ。」私が謝ろうとしたら月音くんは私の言葉にかぶせてそんなことを言った。
「衣川みたいな女子は嫌いじゃないよ。・・・逆にうれしいよ。」
平然と言い放っていたけれど、月音くんの目は真剣だった。
「え・・・嘘だよね・・・?」
信じられなくて確認すると、月音くんは肩をすくめて見せた。
「なんだよ、そんなにオレに好かれるのいや?」
「え・・ううん。全然・・・私、うれしい・・・‼」
私がそんな贅沢なことさせてもらっていいのかな。こんな何にもないと思ってた日に、こんな幸せ、きっと人生で一度もないよ・・・神様、ありがとう。
これって、私が告って、月音くんがオーケーしたってことだよね・・・??
うるっと感動して涙があふれそうになった。
そのままほぼ夢見心地のまま、カレーパンをむさぼるように食べていた。
窓からこぼれる陽の光は、私たちを優しく照らしていた。
受け取るのを躊躇していると、月音くんはいいよ、と笑った。
「人が困ってるのに放っておけないから。それに、これおいしいし食べてもらいたい。」
「え・・・あ、うん、ありがと。」私は照れて赤くなったであろう顔をうつむけてぼそぼそとカレーパンをほおばった。
非現実的すぎるシチュエーションにびっくりだ。誰もいない教室でモテ男子と一緒に昼ご飯を食べるなんて・・・・
「ねえ・・・月音くん・・」私はまだ何を言うか定まっていないまま口を開いた。
「ん?」月音くんはサンドイッチを口に入れたまま返事をした。
「私が・・・私が・・・月音くんのこと好きって言ったら、困るよね?」
無意識のうちにすっごい恥ずかしいことを言っていた
自分でもなんでこんなこと言っちゃったんだろと慌てて口を押さえた。
わわわわわ〜〜!絶対月音くん、引いてるよね!ドン引きだよね・・・・
我ながら情けない・・・・
「えっ、あ、ごめ「別に困らないよ。」私が謝ろうとしたら月音くんは私の言葉にかぶせてそんなことを言った。
「衣川みたいな女子は嫌いじゃないよ。・・・逆にうれしいよ。」
平然と言い放っていたけれど、月音くんの目は真剣だった。
「え・・・嘘だよね・・・?」
信じられなくて確認すると、月音くんは肩をすくめて見せた。
「なんだよ、そんなにオレに好かれるのいや?」
「え・・ううん。全然・・・私、うれしい・・・‼」
私がそんな贅沢なことさせてもらっていいのかな。こんな何にもないと思ってた日に、こんな幸せ、きっと人生で一度もないよ・・・神様、ありがとう。
これって、私が告って、月音くんがオーケーしたってことだよね・・・??
うるっと感動して涙があふれそうになった。
そのままほぼ夢見心地のまま、カレーパンをむさぼるように食べていた。
窓からこぼれる陽の光は、私たちを優しく照らしていた。