The previous night of the world revolution5~R.D.~
翌朝。

交代で睡眠を取った俺達は、無事に朝を迎えた。

特に洗脳…らしきものを受けた気はしないが。

俺達は、ベッドの上で三人見つめ合い。

まず口を開いたのは、ルリシヤだった。

「…ルレイア先輩。嫁の名前は?」

「ルルシーです。ルリシヤ、ベーシュちゃんのバストサイズは?」

「限りなくC寄りのBだ」

大正解。

どうやらルリシヤは、洗脳されてはいないようだな。

俺もな。

「で、ルルシー。あなたの夫の名前は?」

「俺に夫はいない」

大事件だ。

「大変ですルリシヤ!ルルシーが、ルルシーが洗脳されてしまっている!」

「あぁ。愛する夫の名前が分からなくなるとは…。シェルドニアの洗脳システム、恐るべし。これは速やかに、洗脳を解く為にルリシヤ式カウンセリングを…」

「要らねぇよ、馬鹿。俺は至って正気だ」

そんな、ルルシー。

「でも、愛する俺の名前が分からなくなったんでしょう?」

夫の名前が分からないなんて、洗脳されたとしか思えない。

おのれアシミム。

俺のみならず、ルルシーにまで手を出すとは。

今度こそ許さん。

「お前の名前はルレイアだ。ルレイア・ティシェリー」

合ってる。

「良かった。覚えてるみたいですよ、夫の名前」

「そうか。それは何よりだ。無事に帰れそうだな」

「…夫じゃねぇんだけど」

ルルシーが何か呟いた気がするが、多分気のせいだ。

あれだよ、ほら。

寝起きでボーッとしてるだけだよ。

とにかく、三人共洗脳されてなくて良かった。

あとは、さっさとルティス帝国に帰還するだけだ。
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