結婚不適合なふたりが夫婦になったら――女嫌いパイロットが鉄壁妻に激甘に!?
話題が変わってほっとする。とはいえ容姿についての話も、史花がどぎまぎするのは同じだ。ものすごく照れくさい。
「彼のためというか、ふたりのため……かな」
恥ずかしいのに、つい本音が漏れる。結婚したからには本物の夫婦になりたい。
「なんか素敵。自分のためでもあるのって大事ですよね。それにしても羨ましいなぁ。あの津城さんと結婚なんて。史花さんは、私たちフライトコントロールセンターの憧れです」
「憧れだなんて。そんな人間じゃないですから」
なにしろ二十七歳にして、ようやくヘアメイクを覚えたばかり。大人の女初心者といってもいい。
「最初聞いたときはあんまりタイプが違うから、横瀬さんと津城さんが結婚!?って驚きましたけど、今こうして史花さんを見ると納得しちゃいます。CAも目じゃないですよ」
「そんなまさか。スタイリングもすごく時間がかかるし、メイクは動画を見ながらだし」
史花は大きく首を横に振った。
「史花さんって勉強家なんですね」
「不器用だからそうしないと人並みにできないの」
「彼のためというか、ふたりのため……かな」
恥ずかしいのに、つい本音が漏れる。結婚したからには本物の夫婦になりたい。
「なんか素敵。自分のためでもあるのって大事ですよね。それにしても羨ましいなぁ。あの津城さんと結婚なんて。史花さんは、私たちフライトコントロールセンターの憧れです」
「憧れだなんて。そんな人間じゃないですから」
なにしろ二十七歳にして、ようやくヘアメイクを覚えたばかり。大人の女初心者といってもいい。
「最初聞いたときはあんまりタイプが違うから、横瀬さんと津城さんが結婚!?って驚きましたけど、今こうして史花さんを見ると納得しちゃいます。CAも目じゃないですよ」
「そんなまさか。スタイリングもすごく時間がかかるし、メイクは動画を見ながらだし」
史花は大きく首を横に振った。
「史花さんって勉強家なんですね」
「不器用だからそうしないと人並みにできないの」