結婚不適合なふたりが夫婦になったら――女嫌いパイロットが鉄壁妻に激甘に!?
 いい大人がなにをやっているんだと呆れられたかもしれない。
後悔した矢先、優成は紙を手に取った。


「三つの中から選べばいいんだろう?」
「はい。優成さんがひとつ選んでくださるとうれしいんですけど……」


 候補はどれもデートの定番である。


「それじゃ、真ん中で」
「真ん中ですね? では、いきます。明日は……」


 返された紙の折り目を優成の目の前で開いていく。結果は――。


「ドライブになりました」


 にっこり報告したが、ふと心配になる。


「……大丈夫ですか? ドライブで」


 勝手に選択肢の中に入れたものの、史花は車を持っていないため運転は優成にお願いするしかない。


「問題ない」
「よかった」
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