結婚不適合なふたりが夫婦になったら――女嫌いパイロットが鉄壁妻に激甘に!?
沖山は声のトーンを抑えているが、デスクを指先でトントンとする仕草からも苛立ちが伝わってくる。
「あっ……」
焦りに焦って確認していた史花は、信じたくないものを目にした。
沖山が言っているように迂回ルートが提示されていないのだ。対流雲域に真っすぐ突っ込む飛行ルートになっている。
(嘘でしょう!? どうして……!)
血の気が引き、額に脂汗が噴き出た。
「申し訳ありません!」
たしかに迂回するルートで作成したはずなのに、送信したフライトプランでそうなっていないのはたしか。
「この程度のフライトプランもまともに作れないのに、ディスパッチャーを名乗って恥ずかしくないのか」
決して大きな声ではないが、周りがしんと静まり返っているため沖山の声は響いてしまう。コントロールセンター内の視線を一気に浴び、史花は小さくなる以外にない。
「あっ……」
焦りに焦って確認していた史花は、信じたくないものを目にした。
沖山が言っているように迂回ルートが提示されていないのだ。対流雲域に真っすぐ突っ込む飛行ルートになっている。
(嘘でしょう!? どうして……!)
血の気が引き、額に脂汗が噴き出た。
「申し訳ありません!」
たしかに迂回するルートで作成したはずなのに、送信したフライトプランでそうなっていないのはたしか。
「この程度のフライトプランもまともに作れないのに、ディスパッチャーを名乗って恥ずかしくないのか」
決して大きな声ではないが、周りがしんと静まり返っているため沖山の声は響いてしまう。コントロールセンター内の視線を一気に浴び、史花は小さくなる以外にない。