結婚不適合なふたりが夫婦になったら――女嫌いパイロットが鉄壁妻に激甘に!?
孫の幸せを願って史花との結婚を提案した彼女に、余計な心配をかけたくない。
(だけど、どうやったら仲のいい夫婦に見えるのかな)
友人にさえ見えないふたりでは、夫婦なんてとうてい程遠い。
ふと、彼との間にある空間に気づいた。まずはこの距離感がいけないだろう。
「あ、あの、喜乃さん、いただいたプレゼントを開けてみてもいいですか?」
紙袋に手を伸ばしてから喜乃の気を逸らしつつ、違和感のないようにそろりそろりとお尻を動かして彼との距離を詰めた。とはいえ、ぴったりくっつける勇気はなく、せいぜい拳ひとつ分だけ空いているくらいが限界だ。
幸い、優成も近づいた史花から遠ざかる気配はない。
「もちろんよ、開けてみて」
喜乃の了解を得て、袋からラッピングされた大きな箱を取り出した。
そのまま包装を解こうとして思い留まる。夫の意向を聞かずに開けるのは喜乃に悪い心証を与えるだろう。仲のよさそうなところを少しでも見せなくては。
(だけど、どうやったら仲のいい夫婦に見えるのかな)
友人にさえ見えないふたりでは、夫婦なんてとうてい程遠い。
ふと、彼との間にある空間に気づいた。まずはこの距離感がいけないだろう。
「あ、あの、喜乃さん、いただいたプレゼントを開けてみてもいいですか?」
紙袋に手を伸ばしてから喜乃の気を逸らしつつ、違和感のないようにそろりそろりとお尻を動かして彼との距離を詰めた。とはいえ、ぴったりくっつける勇気はなく、せいぜい拳ひとつ分だけ空いているくらいが限界だ。
幸い、優成も近づいた史花から遠ざかる気配はない。
「もちろんよ、開けてみて」
喜乃の了解を得て、袋からラッピングされた大きな箱を取り出した。
そのまま包装を解こうとして思い留まる。夫の意向を聞かずに開けるのは喜乃に悪い心証を与えるだろう。仲のよさそうなところを少しでも見せなくては。