結婚不適合なふたりが夫婦になったら――女嫌いパイロットが鉄壁妻に激甘に!?
笑顔作戦も続けてはいるが、彼に伝わっているかどうか今ひとつあやふや。もしかしたら女性嫌いの彼には、ピントがずれているのかもしれない。
「とにかく、すごくいいです。洋服も似合ってますし」
「ありがとうございます。……あの、そろそろ仕事に」
「そうですね。邪魔してごめんなさい。あっ、津城さん、夕食ご一緒しませんか?」
ほかの同僚たちが散っていくなか、キャスター付きの椅子に座ったままいったん離れた未希は途中で引き返してきた。
「私、お弁当持ってきてるんです」
デスクに置いた小さなバッグを指差す。
「でも社食で食べますよね?」
「そうですね」
「私はなにか買って食べますから。ね?」
以前にも一度誘われて断ったが、何度もそんな態度は失礼だろう。
「それじゃ、ご一緒に」
「はい」
未希はニコニコ顔で椅子を滑らせて自分の席に戻った。
(職場の人と一緒にご飯を食べる約束をしたのは初めて……)
少しの緊張とかすかなワクワクが入り混じった。
「とにかく、すごくいいです。洋服も似合ってますし」
「ありがとうございます。……あの、そろそろ仕事に」
「そうですね。邪魔してごめんなさい。あっ、津城さん、夕食ご一緒しませんか?」
ほかの同僚たちが散っていくなか、キャスター付きの椅子に座ったままいったん離れた未希は途中で引き返してきた。
「私、お弁当持ってきてるんです」
デスクに置いた小さなバッグを指差す。
「でも社食で食べますよね?」
「そうですね」
「私はなにか買って食べますから。ね?」
以前にも一度誘われて断ったが、何度もそんな態度は失礼だろう。
「それじゃ、ご一緒に」
「はい」
未希はニコニコ顔で椅子を滑らせて自分の席に戻った。
(職場の人と一緒にご飯を食べる約束をしたのは初めて……)
少しの緊張とかすかなワクワクが入り混じった。