あなたが運命の番ですか?

謎の視線☆

 ある日の昼過ぎ、アタシは橘先輩のアパートへ向かっていた。
 アパートの前まで辿り着いた時、アタシは背後に視線を感じて辺りを見渡した。
 しかし、やはりいるのは普通の通行人ばかりで、不審者らしい人物は見当たらない。
 この半月近く、誰かに後を着けられているような気がする。だが、実際に不審者を目撃したことはない。
 単なるアタシの思い違いだろうか。
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