あなたが運命の番ですか?
アタシは橘先輩に言われるがまま、服も下着も全て脱いでベッドの上で仰向けになる。
先輩も全裸になると、アタシの上に跨った。そして、足を開いた状態で、アタシに見せつけるようにゆっくりと腰を落としていく。
「あっ、あぁ……」
橘先輩は甘い産声を上げながら、身体を仰け反らせる。
橘先輩がアタシのモノを根元まで飲み込むと、ずっと忘れられなかったあの絡みつくような快感がアタシに襲い掛かってきた。それと同時に、先輩の身体がビクビクと痙攣しているのが伝わってくる。
もしかして、この人、軽くイッてる?
「うっ、……うごく、ね」
そう言って、橘先輩は後ろに両手を突きながらゆっくりと腰を上下させる。
「あっ、……ん、ぅ」
橘先輩の甘ったるい声と肉同士のぶつかり合う卑猥な音が部屋中に反響する。
アタシは何度も限界を迎えそうになるが、ここで達してしまうのは惜しくて、何とか堪える。
橘先輩の腰の動きが激しくなるごとに、徐々に甘いフェロモンの香りが漂い始める。
ヒートの時よりも薄いが、アタシの欲望を駆り立てるのには十分だ。
快楽を与えられるだけのアタシは、自分の上で腰を振る橘先輩の姿をぼんやりと見つめた。
先輩は上を見上げて首は反り返っており、チョーカーからはうっすら浮き出た喉仏がチラッと顔を出していて、勃ち上がった性器はアタシの上で力なく揺れている。
これ、触ったら、先輩はどんな反応をするのだろう?
アタシは片手で橘先輩の性器を軽く握った。
「あッ――!?」
橘先輩は分かりやすく身体をビクッと大きく震わせる。
アタシは先輩をじっと見つめながら、彼の性器を扱く。
「あっ……、だめ……」
橘先輩はアタシから与えられる快楽で、身体をビクビク震わせ、腰の動きを止めてしまう。
「は、はなして……」
橘先輩は首を横にブンブンと振りながら、アタシの手首を弱々しく掴んで制止させようとする。そんな先輩の姿が、アタシの奥に秘められた加虐心を駆り立てた。
アタシは、すかさず先輩の腕を掴んでこちらに引っ張った。
「あっ!」
すると、先輩の上半身は呆気なくアタシの上に倒れ込む。
「せんぱい……」
橘先輩の顔を覗き込むと、顔を真っ赤にして潤んだ瞳でこちらを見つめてきた。
アタシはたまらず、先輩の唇にむしゃぶりつく。
「はぁ……、せんぱい、あまい……」
甘い。唾液も、唇も、匂いも、何もかも――。
アタシは橘先輩の後頭部を左手で押さえて唇を貪りながら、右手で先輩の尻たぶを持ち、下から突き上げる。
「んぅ……、んん……」
唇の隙間から、橘先輩の声が漏れる。
アタシが動くたびに、アタシたちの腹の間に挟まっている先輩の性器が擦れる。
アタシが橘先輩の前も後ろも同時に責め立てるからなのか、先輩の声がどんどん泣きそうな声色に変わっていく。
可愛い、橘先輩……。
アタシは我慢できなくなって、どんどん腰の動きを激しくする。
「んっ、く――」
そして、アタシは橘先輩のナカに欲望を放った。
「ん、……ッ!?」
橘先輩もアタシの精液を搾り取るようにナカをぎゅうっと締め付け、それと同時にアタシの腹の上に自身の精液を放った。
「はぁ……、はぁ……」
アタシはすっかり力が抜けて、両手をバタンとシーツの上に投げ出した。
橘先輩は10秒くらいアタシの上でビクビクと痙攣した後、アタシに貪られていた唇を離して、ゆっくりと上体を起こす。
離れた互いの唇からは銀色の糸が伸び、やがてプツンと切れた。
橘先輩は自身からアタシの性器を抜くと、アタシに背を向ける形でベッドに横たわる。
肩で息をする先輩の後ろ姿を、アタシは名残惜しさを感じながらぼんやりと見つめる。
「……はぁ、先輩」
アタシは後ろから先輩を優しく抱きしめて、汗ばんだ肩に「ちゅっ、ちゅっ」と口付ける。
「……やめてよ」
すると、橘先輩はアタシの肩をグッと強く押して、自分から離そうとする。
「終わったんだからベタベタしないで、さっさと帰ってよ」
先輩はこっちを見ようともせずに、ただそれだけを冷たく吐き捨てた。
アタシはそんな先輩の切り替えの早さに愕然とする。
余韻にすら浸らせてくれないのか……。
そりゃそうか。だって、アタシたちは恋人同士じゃないもんね……。
そんなことに気づいた瞬間、「アタシは何をやってるんだ?」と自己嫌悪に陥った。
勝手に期待して勝手に傷ついたアタシは、帰り支度をしようと重い身体を起こす。
その際、腹の上に吐き出された橘先輩の精液が目についた。
それは、白濁というよりも、無色透明に近い液体だった。
先輩も全裸になると、アタシの上に跨った。そして、足を開いた状態で、アタシに見せつけるようにゆっくりと腰を落としていく。
「あっ、あぁ……」
橘先輩は甘い産声を上げながら、身体を仰け反らせる。
橘先輩がアタシのモノを根元まで飲み込むと、ずっと忘れられなかったあの絡みつくような快感がアタシに襲い掛かってきた。それと同時に、先輩の身体がビクビクと痙攣しているのが伝わってくる。
もしかして、この人、軽くイッてる?
「うっ、……うごく、ね」
そう言って、橘先輩は後ろに両手を突きながらゆっくりと腰を上下させる。
「あっ、……ん、ぅ」
橘先輩の甘ったるい声と肉同士のぶつかり合う卑猥な音が部屋中に反響する。
アタシは何度も限界を迎えそうになるが、ここで達してしまうのは惜しくて、何とか堪える。
橘先輩の腰の動きが激しくなるごとに、徐々に甘いフェロモンの香りが漂い始める。
ヒートの時よりも薄いが、アタシの欲望を駆り立てるのには十分だ。
快楽を与えられるだけのアタシは、自分の上で腰を振る橘先輩の姿をぼんやりと見つめた。
先輩は上を見上げて首は反り返っており、チョーカーからはうっすら浮き出た喉仏がチラッと顔を出していて、勃ち上がった性器はアタシの上で力なく揺れている。
これ、触ったら、先輩はどんな反応をするのだろう?
アタシは片手で橘先輩の性器を軽く握った。
「あッ――!?」
橘先輩は分かりやすく身体をビクッと大きく震わせる。
アタシは先輩をじっと見つめながら、彼の性器を扱く。
「あっ……、だめ……」
橘先輩はアタシから与えられる快楽で、身体をビクビク震わせ、腰の動きを止めてしまう。
「は、はなして……」
橘先輩は首を横にブンブンと振りながら、アタシの手首を弱々しく掴んで制止させようとする。そんな先輩の姿が、アタシの奥に秘められた加虐心を駆り立てた。
アタシは、すかさず先輩の腕を掴んでこちらに引っ張った。
「あっ!」
すると、先輩の上半身は呆気なくアタシの上に倒れ込む。
「せんぱい……」
橘先輩の顔を覗き込むと、顔を真っ赤にして潤んだ瞳でこちらを見つめてきた。
アタシはたまらず、先輩の唇にむしゃぶりつく。
「はぁ……、せんぱい、あまい……」
甘い。唾液も、唇も、匂いも、何もかも――。
アタシは橘先輩の後頭部を左手で押さえて唇を貪りながら、右手で先輩の尻たぶを持ち、下から突き上げる。
「んぅ……、んん……」
唇の隙間から、橘先輩の声が漏れる。
アタシが動くたびに、アタシたちの腹の間に挟まっている先輩の性器が擦れる。
アタシが橘先輩の前も後ろも同時に責め立てるからなのか、先輩の声がどんどん泣きそうな声色に変わっていく。
可愛い、橘先輩……。
アタシは我慢できなくなって、どんどん腰の動きを激しくする。
「んっ、く――」
そして、アタシは橘先輩のナカに欲望を放った。
「ん、……ッ!?」
橘先輩もアタシの精液を搾り取るようにナカをぎゅうっと締め付け、それと同時にアタシの腹の上に自身の精液を放った。
「はぁ……、はぁ……」
アタシはすっかり力が抜けて、両手をバタンとシーツの上に投げ出した。
橘先輩は10秒くらいアタシの上でビクビクと痙攣した後、アタシに貪られていた唇を離して、ゆっくりと上体を起こす。
離れた互いの唇からは銀色の糸が伸び、やがてプツンと切れた。
橘先輩は自身からアタシの性器を抜くと、アタシに背を向ける形でベッドに横たわる。
肩で息をする先輩の後ろ姿を、アタシは名残惜しさを感じながらぼんやりと見つめる。
「……はぁ、先輩」
アタシは後ろから先輩を優しく抱きしめて、汗ばんだ肩に「ちゅっ、ちゅっ」と口付ける。
「……やめてよ」
すると、橘先輩はアタシの肩をグッと強く押して、自分から離そうとする。
「終わったんだからベタベタしないで、さっさと帰ってよ」
先輩はこっちを見ようともせずに、ただそれだけを冷たく吐き捨てた。
アタシはそんな先輩の切り替えの早さに愕然とする。
余韻にすら浸らせてくれないのか……。
そりゃそうか。だって、アタシたちは恋人同士じゃないもんね……。
そんなことに気づいた瞬間、「アタシは何をやってるんだ?」と自己嫌悪に陥った。
勝手に期待して勝手に傷ついたアタシは、帰り支度をしようと重い身体を起こす。
その際、腹の上に吐き出された橘先輩の精液が目についた。
それは、白濁というよりも、無色透明に近い液体だった。