美少女とイケメンの恋

―レッスン―

「柚陽
お母さん達ってやっぱし凄いね」

「あぁ。
親子だなんて笑わせるよな?」

「だね
私もお母さん目標にする」

「俺は父さんだな」

その日の練習は
怒られる事なくすんだ

目標を持っただけでこんなに変われるンだって思った。
よし調子でてきたし
今日久々に孝斗に電話しよ♪

トゥルルルルトゥルルルル

「もしもし?」

「柚奈だけど
遅くにごめんね?」

「ばぁ―か
連絡がおせぇよ!!」

「ごめん」

「やっと話せる
どうそっちは?」

「順調だよ
レッスンにも慣れてきた」

「まだTVとかには出ねぇの?」

「無理だよ。」

「だって声だけぢゃ無くて柚奈みてぇもん」

孝斗の言葉にドキっとした。

「2ヶ月は予定がびっしり埋まってるンだけど
その後だったら何とか帰れるかも」

「ウソだよ
無理するな
逢いたいけど我慢する
だから早くTVに出れるくらい成長しろ」

1番の励ましの言葉だった
やっぱり孝斗は私にとって大切な存在だ

「うん
ぢゃあもう遅いからきるね?
またかけるから」

「おぅ
お休み」

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