クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「ごめんなさいね? 預かってもらっちゃって。週末、あなたもお世話してくれてたんでしょ? ありがとう。飛鳥さんから聞いたわ」

稲盛梓はそう言って美しい顔で笑った。

その通りだ。
週末飛鳥の家に泊まりに行ってそのまま昨日と一昨日は、飛鳥が執筆をしている間彼の家で私が見ていた。

どうして飛鳥は教えてくれなかったの…?


「あらやだ。あなた彼女なのに何も聞いてなかったの?」

稲盛梓は嘲笑うかの様に私を見る。

「それは…」

誰から預かったのか気にはしていたけど…
まさかこの人の…

「飛鳥さんにあなたみたいな女は不釣り合いよ。飛鳥さんに失礼だわ」

ハッキリと目を見て言われる。

気にしている事をこうもハッキリと言われた私は何も言い返す事ができない。
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