クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「里帆、私の事は呼び捨てで呼んでよ? あと、敬語も無しね」

「あー…、うん」

会場の入り口付近でそう言われとりあえず返事をする。

既に人が集まっていてみんなそれぞれに煌びやかなドレスを着ていた。
とゆうか見た事ある人達ばかりだ。

女優さんとかモデルさんとか。

そこでも一際目立つ稲盛梓は注目の的で皆んながこちらを見ている。

"稲盛梓じゃない!? やっぱり綺麗よね!"

"近くで見ると本当に綺麗ね!"

なんて声が次々に聞こえてくる。

稲盛梓は当たり前だと言わんばかりに堂々としている。

その横の私なんて見慣れないドレスを着てただでさえ恥ずかしいのに、余計に晒し者にされてるようで下を向いてしまう。

「里帆。前向いて。堂々としてなかったら許さないわよ」

そう言って喝を入れられる。
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