クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
はぁ。

週末は里帆が来る。

里帆と付き合ってからというか、出会ってから常に俺の頭の中には里帆がいて会えない時間が寂しくもある。

そして不安も。

あの東雲流星って男が特に引っかかる。

あの日初めて顔合わせした日だってそうだった。

稲盛梓と話も済んで里帆を探していれば、さっそく東雲流星に捕まっている里帆。

本当に油断も隙もねぇ。

妙に喧嘩越しだったのはやっぱり稲盛梓の言った通り里帆に気がある証拠なんだろう。

その日俺は里帆を気絶するまで抱いた。

どうしても独占欲に火がつき止められなかった。

そして昨日の夜だって…。

用事が終わり里帆に電話をするも出ず、あまり気にせず家に帰る途中、里帆があの男と並んで歩いている所を俺は偶然見てしまった。

いつの間にそんな仲になったんだ?

なんで二人で会ってた?

だから電話に出なかったのか?

思い出すだけでイライラする。

こんなにも俺は里帆の事になると心が狭くなる。
こんな酷い姿見せられない。

自分でも驚いてるくらいだ。
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