クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
その後一度家に帰って飛鳥に空港まで送ってもらう。

「それじゃ、気をつけてな」

「うん。ありがとね」

「ナンパされても断れよ」

「ふふふ、わかってる」

「あとこれ。あげる」

そう言ってお馴染みのブランドのロゴの入った袋を渡される。

「え!? どうしたの!? なんで!?」

「いいから。似合うと思って。飛行機ん中で見ろよ。ほら、時間だから。行きな」

「え!? えー!? あ、ありがとう!」

「ん。いってらっしゃい」

「行ってきます!」

あたふたしながら手を振ってゲートを潜り飛行機に乗り込む。

そして席に着くなり貰った袋を早速開けるとそこにはル◯タンのベージュのオープントゥのストラップの付いたパンプスが入っていた。

思わずハッと息を飲み口元を隠す。

"結婚式それ履いて行きな。ドレスにもお前にも似合う"

添えられたメッセージカードに飛鳥の綺麗な字でそんな事が書かれていた。

なんでもう…
こんな…

いつの間に用意してくれてたわけ?

めっちゃ可愛いし。

あー、もう会いたい。
今さっき離れたばかりなのに。

そんな事を思いながらしばし空の旅へと向かった。
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