クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「んじゃ、飲も!」

「ああ」

飛鳥は私を見下ろしフッと笑うと向きを正面に変えて抱きしめてくれる。

そして見つめ合うとチュッとキスをされた。

「お前、モテモテじゃないか」

そう言ってまたフッと笑う。

いや、それは私も驚いてる。

「でも私…、飛鳥じゃなきゃやだ」

私もぎゅむっと抱きつく。

「ククククッ、本当に。目が離せないな」

そう言って髪をほどかれ、降りた髪をひとつすくうと私を見つめながら髪に口付けた。

こんな仕草も全てが私の胸を高鳴らせ、頬を赤く染めてしまう事を彼は分かっているのだろうか。

普段、どれだけ私が彼にときめいているのか。

飛鳥にだけ、こんな風になるのか。
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