クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
その後も出された料理をペロっと平らげ胃袋も満足した所で里帆の母親がやってきた。
「ふふふ。お口に合ったかしら?」
「ええとても美味しかったです。里帆さんが料理が上手なのも納得です。ごちそうさまでした」
「あら! こんなイケメンに褒められたら困っちゃーう!」
「お母さん!」
里帆がすかさず母親に声を上げる。
「なんだか嬉しいわぁ。あなた達を見ていたら若い頃の私たちを思い出しちゃった! 飛鳥くん、里帆の事よろしく頼むわね」
「ええ。里帆さんにはいつも大変良くしてもらってます。本当に」
俺は里帆を見る。
「飛鳥…」
里帆は顔を少し赤らめキュルキュルの瞳で俺を見た。
この顔…
自分がどれだけ可愛い顔をして俺を見てるのか分かってるのだろうか。
俺がどれだけ胸の鼓動を高鳴らせてるのか。
「ふふ、飛鳥くんはどんな仕事をしてるの?」
「不知火飛鳥と言う名で小説家をさせていただいております。実家は伊集院ホールディングスを…」
とりあえず正直に言う。