クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「ええっ!?」
「お母さん! シッ!」
「あ、ごめんなさい! え、ほ、本当に!?」
「え、ええ」
「あららら。でもなんだか納得だわ。なんだか一般人とはオーラが違うもの」
「そんな、何も変わりませんよ」
「いやいや。私も何作か読んだ事あるわ? それに伊集院ホールディングスって言ったらこっちにも系列のホテルとかがあるし」
「読んで下さったんですね。ありがとうございます。伊集院といっても、僕は次男でこの通り好きにさせてもらってますので、あんまり関係ないんですよ」
「こんなお若い方が先生だったなんて驚きだわ? 里帆とは仕事か何かで?」
「あ、はい。そうなんですよ」
「お母さん、もういいでしょ?」
里帆が止めに入った。
「あら、何よ。いいじゃないの。あ、里帆ったらヤキモチ?」
そう言って里帆の母親は里帆の頬をツンツンと指で突いて冷やかしている。
「んな!? 違うわよ!」
「ククククッ」
仲が良いんだな。