クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
"おやすみ。ゆっくり寝ろよ。ありがとう"
最後急に素直キターーーーー!
私はそのままベッドにひっくり返った。
な、なんなのこの人。
私を弄んでるのか!?
何故だか不意打ちを喰らったようで、不覚にもドキドキしてしまう。
相手はあのボサボサだぞ!?
そしてその後、先生の校正をする事になった私。
え?
私なんかがいいんですの?
「何で私なんですかね?」
「先生からのご指名」
「そ、そんな事って…」
「先生ならあり得る。いいからつべこべ言わずにやれ」
そして私は初めて今回の作品を目にする事になった。
うわ…
凄い。
何だこれ。
これヤバい!
グイグイ引き込まれて行く。
休憩も取らないまま、ひたすら先生の原稿に目を通す。
嘘…
あの時の…
青か赤か…
時限爆弾の銅線の色…
そして正解は後ろにひっそりと存在感を消していた黒…
ここでこんな…
まさかあんな会話からこんな話に広がるの?
私はてっきり服の色かなんかで、ただの好みを答えただけなのに。
最初の流れだと絶対に青か赤の二択と思うだろう。