クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「健司はいい奴だな…」

「うん」

健司はいい奴だ。

「でも里帆は誰にも譲らない」

そう言ってキスをされる。

「んっ…、ここじゃちょっと…」

「そうだな。こんな可愛い里帆、誰にも見せれない」

そう言って寝室へ連れて行かれ、寄り添い眠りについた。

翌朝、喉が渇いて目が覚めるとちょうど飛鳥も起きたところで、お互い微笑み合い朝の目覚めのキスを交わす。

「喉渇いた」

「下に水飲みに行くか」

「うん」

そして二人でベッドルームを出て階段まで行ってリビングを覗くと、なんと健司がソファで知佳を組み敷いていた。

んなっ!?
なにやってんだ!?

驚きのあまり叫びそうになった所で後ろから飛鳥に口を押さえられ塞がれる。

飛鳥を見れば首を横に振っている。

私たちはそのままそーっとまたベッドルームに戻った。

パタンと扉を閉めた飛鳥。

「嘘だと言って」

私は飛鳥に言う。

「どう見ても嘘じゃないだろあれは」

「だ、だよね…ははは」

もう乾いた笑いしか出ない。

健司と知佳が…

あんの猿め。

「どうする?」

「もうほっとこ。もっかい寝よ」

「ククククッ、だな」
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