クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
『もしもし、お電話変わりました。坊ちゃん、いかが致しましたか?』
「里帆のマンションの荷物、運んでおいて欲しいんだ」
里帆を見ればギョッとした顔をしている。
ククククッ。
『ははは。承知致しました。直ぐに手配致します』
「悪いな。じゃ」
そして電話を切れば一目散に里帆が俺の所まで走って来た。
「は、早すぎない!?」
「ん? ダメだったか?」
「いや、駄目じゃないけど…。ふふふ、はははは!」
急に笑い出した里帆。
「なんだよ」
「はははは! ひひひひひっ! はーーーっ!」
「やっぱり急すぎたか?」
「ううん。嬉しい、本当に。ありがとう飛鳥」
笑いすぎて潤んだ瞳を輝かせて俺を見上げ抱きついてくる里帆。
たまらん。
可愛い。
里帆の笑顔に何度癒されて来たか。
真っ直ぐに俺を見上げニコニコと笑う里帆のこの笑顔を俺は絶対に守りたい。