クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい


髪もお顔も、頭の先から爪の先まで手入れが行き届いていてとても綺麗だ。

「お母様、綺麗ですね。ずっと見てたいくらい」

「ふふふ、里帆ちゃんたらぁ! お上手なんだからっ! お金かけてんだから、このくらいなってくれないと! 里帆ちゃんに会えるっていうから張り切っちゃったのよ! あははは!」

潔いな。

「そうなんですか?」

「あったり前じゃなぁい! 普段は別人よ! 内緒ね?」

そう言ってコソコソっと耳元で言われてウィンクをされる。

若々しいなぁ。
そして本当にお世辞抜きでお綺麗だ。
私もこうなりたい。

そして席に座らせられる。

するとタイミングを待っていたように次々に料理が運ばれてきた。

お頭付きのお刺身の舟盛りに、伊勢海老や蟹など色とりどりの魚介が並べられる。

そして、一人一人にフカヒレの乗ったお皿や、ローストビーフ、ステーキなど。
< 290 / 313 >

この作品をシェア

pagetop