クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
髪もお顔も、頭の先から爪の先まで手入れが行き届いていてとても綺麗だ。
「お母様、綺麗ですね。ずっと見てたいくらい」
「ふふふ、里帆ちゃんたらぁ! お上手なんだからっ! お金かけてんだから、このくらいなってくれないと! 里帆ちゃんに会えるっていうから張り切っちゃったのよ! あははは!」
潔いな。
「そうなんですか?」
「あったり前じゃなぁい! 普段は別人よ! 内緒ね?」
そう言ってコソコソっと耳元で言われてウィンクをされる。
若々しいなぁ。
そして本当にお世辞抜きでお綺麗だ。
私もこうなりたい。
そして席に座らせられる。
するとタイミングを待っていたように次々に料理が運ばれてきた。
お頭付きのお刺身の舟盛りに、伊勢海老や蟹など色とりどりの魚介が並べられる。
そして、一人一人にフカヒレの乗ったお皿や、ローストビーフ、ステーキなど。