クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい


そして流星さんは当たり前のように稲盛梓の隣に座った。

なんか二人とも距離が近くないか?

そう思っていれば、二人はニヤニヤしながら私に互いの左手を見せてきた。

ん!?

ペアリング!?

左の薬指!?

「ええーーー!?」

「ははは! 私たち、付き合ってまーす!」

あんだけ私と飛鳥を振り回した二人が!?

「ど、ど、ど…」

「どうしてって? そりゃ決まってるでしょ! 私が綺麗だからよ!」

そう言ってフンっと鼻息を荒く吹き出す稲盛梓。

「里帆ちゃん。あの時はいろいろごめんな? 梓とあれからお互い話すようになって、この天邪鬼な所とか可愛く見えて来てさ。ははは」

そう言って笑う流星さん。
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