クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
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飛鳥と結婚した事でめでたく寿退社する事になった私も引き継ぎが終わって、今は専業主婦として日々飛鳥の執筆のサポートにあたったりと毎日を忙しく過ごしている。

飛鳥の映画も先日公開されて、人気俳優と女優のダブル主演と、不知火飛鳥が書いた原作が映画化されたという事で世間は大盛り上がりだ。

そして私は今何故か稲盛梓に呼び出され、BARの個室にいる。

「あのー」

「里帆、聞いて驚くわよ」

なんだ?

この人なんか憎めないのよね。

というか、私が自分に自身を持てたのは飛鳥のおかげでもあるけど、この人のおかげでもある。

「どうしたの?」

「ふふふ。実はね…」

すると個室のドアがノックされてなんと今度は東雲流星が現れた。

「やっほー」

流星さんは撮影が終わって赤髪の坊主だった頭は、今は伸びてシルバーのスパイキーショートになっていた。

眉のピアスは変わらず付けている。
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