クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい


「だから私にしとけばって言ったのよ。この二人に付け入る隙なんてこれっぽっちもなかったじゃない」

梓までそんな事を言う。

「本当にね。でもお陰で梓のわかりづらい優しさに俺は救われたよ」

流星さんは梓を愛おしそうに見つめる。

「ちょ、やめてよ」

ははは。
ツンツンしてるけど照れ臭いのか耳が赤くなってる。

「お互い、幸せになりましょうね」

私がそう言えば梓はまたクスッと笑う。

「当たり前じゃないの。里帆達より幸せになってみせるわよ」

おお、さすがです。

そんな話をしながら食事をして私は飛鳥を呼び迎えに来てもらう。

間も無く飛鳥がグレーのフェ◯ーリで現れた。

「わーお。フェ◯ーリとかやっぱ乗れちゃうのね」

流星さんは飛鳥の車を見て笑う。
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