クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「こんばんは」
飛鳥は運転席から降りてきて二人の前に立つ。
「こんばんは、飛鳥さん」
流星さんが飛鳥に挨拶をするも飛鳥はどこか表情が固い。
「飛鳥、この二人付き合ってるんだって」
私は飛鳥の耳元でヒソっと報告をすると、飛鳥は驚いた顔をする。
「それでね、報告してくれたの」
「なるほど」
あ、飛鳥の顔が普通になった。
でもこれは私にしかわからないと思う。
「飛鳥さん、結婚の事も聞きました。おめでとうございます」
流星さんが笑顔でそう言えば隣の梓もニコニコと笑う。
「ありがとう。二人も、良かったな」
「ええ。こうして付き合えたのもきっかけをくれたお二人のおかげです」
「いや俺たちは何も…」
そう言って少し困ったように私を見下ろす飛鳥。
「まぁいいじゃないですか! とにかく、お互い幸せになりましょうねって事で!」
梓が流星さんと腕を組んで笑顔で答える。