クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
え!?
ええ!?
キ、キスされたよね!?
な、な、な、なんで!?
「会社戻るんだよな?」
「あ…はい」
先生の本と原稿を置きに行かないと。
車もあるし。
明日も仕事だし…
先生は何事もなかったように話しかけてきた。
んん?
ドッドっと心臓が花火が打ち上がってるかのように爆発的な動きをする。
「その後は?」
その後?
「車に乗って帰ります…」
答えたのに黙ったまま運転を続ける先生。
左手でハンドルを器用に操作するその姿が、とてもスムーズでやっぱり格好いい。
手を伸ばせば、肘置きに手を置いている先生の手に触れてしまえる距離。
触れてもないのに、先生がいる左側がビリビリと熱を持ってるように感じる。
軽く握ったその大きな右手に触れたら、繋いでくれるのだろうか。
はぁ、ダメだ。
先生が好き過ぎて、変な事ばかり考えてしまう。
久しぶりに会ったけど、先生元気にしてたのかな。