色褪せぬ恋のポラロイド

そして、着いた先は真吾様の部屋だった。

「入りなさい。」

そう言って、わたしを部屋の中へ促す真吾様。

わたしが「失礼致します。」と中に入ると、真吾様も中へ入り、ドアを閉めた。

真吾様の部屋は変に緊張してしまう。

わたしは、どうしたら良いのか分からず、部屋に入りそのまま突っ立っていた。

すると、真吾様が後ろからわたしを抱きしめてきたのだ。

ドキッとして身体が硬直する。

このドキドキは慧吾様の時のドキドキとは違う。

「鈴。」
「は、はい、、、」
「慧吾のことをどう思っている?」

真吾様の突然の質問に戸惑うわたし。

何と答えたらいいんだろう、、、

「慧吾のことが、、、好きか、、、?」

慧吾様のことが好きか、、、?

分かってる。自分の気持ちには気付いてる。

でも、、、真吾様にそれを伝える勇気がない。

すると、真吾はわたしをヒョイと持ち上げ、お姫様抱っこをするとベッドまで運び、わたしをベッドに寝かせ、真吾様が覆いかぶさってきた。

え?真吾様、、、?

< 27 / 36 >

この作品をシェア

pagetop