色褪せぬ恋のポラロイド
「慧吾様。」
「ん?」
「わたしも、、、寂しかったです。慧吾様とお話する時間がほとんど無くなってしまって、、、。でも、お仕事ですから、仕方ないですよね。」
わたしがそう言うと、慧吾様はゆっくりと身体を離し、わたしを見つめた。
「それって、、、俺を恋しがってくれてたってこと?」
慧吾様の言葉に赤面していくのが分かる。
わたしは照れながらも「はい。」と答えた。
すると、慧吾様は優しくもちょっと頬を染めながら微笑み「嬉しい。」と呟き、わたしの頬に触れた。
そして、慧吾様の顔が近付いてくる。
わたしはドキドキしながら目を閉じた。
そうして、慧吾様の唇がそっとわたしの唇に触れ、重なる。
優しい口付けに、唇を離すとお互いの吐息が静かな部屋によく聞こえた。
「嫌じゃなかった?」
「嫌じゃ、なかったです、、、」
慧吾様は嬉しそうにわたしの額に自分の額をつけ、「良かった。」と囁いた。
「ねぇ、鈴。」
「はい。」
「明日、夜に俺の部屋に来ない?無理強いはしないよ。ただ、鈴がもし良ければ、、、来て欲しい。明日は、21時には帰宅出来るから。」
慧吾様の言葉にわたしはドキドキが止まらないまま「分かりました。」と返事をした。