パパになった航空自衛官は強がり双子ママに一途な愛をわからせたい
唐突な彼の提案に、私は目を見開く。
「なに言ってるの? 大雅には、由芽さんが――」
「だからだよ。俺と千愛里が結婚する。そうすれば、俺も千愛里も互いの恋人と別れる必要なくなるだろう? それに、帆風鉄工だって――」
「つまり、偽装結婚ってこと?」
彼の意図に気づき、思わず口を挟んだ。大雅は一瞬狼狽えたけれど、そのまま首を縦に振る。
「そんなのダメ!」
思わず大声を出してしまった。
「由芽さんはどう思う?」
「由芽なら分かってくれるさ」
「私は、いつかふたりには結ばれて欲しいって思ってる。気持ちは嬉しいけれど、四年も互いに想い合ってここまで付き合ってきたふたりを差し置いて、私が大雅と結婚なんてできない」
口ごもった大雅に、まくしたてるように伝えた。
恋をするというのは、想い合うというのは、とても幸せなことだ。だから、私の事情でふたりを引き裂くなんて絶対にしたくない。
「じゃあ、お前の気持ちはどうなるんだよ」
ぽつりと彼の口からこぼされた言葉に、私はごくりと喉を鳴らした。
すると彼は噛みつくように口を開いた。
「オージさんが好きなんじゃないのかよ!」
「なに言ってるの? 大雅には、由芽さんが――」
「だからだよ。俺と千愛里が結婚する。そうすれば、俺も千愛里も互いの恋人と別れる必要なくなるだろう? それに、帆風鉄工だって――」
「つまり、偽装結婚ってこと?」
彼の意図に気づき、思わず口を挟んだ。大雅は一瞬狼狽えたけれど、そのまま首を縦に振る。
「そんなのダメ!」
思わず大声を出してしまった。
「由芽さんはどう思う?」
「由芽なら分かってくれるさ」
「私は、いつかふたりには結ばれて欲しいって思ってる。気持ちは嬉しいけれど、四年も互いに想い合ってここまで付き合ってきたふたりを差し置いて、私が大雅と結婚なんてできない」
口ごもった大雅に、まくしたてるように伝えた。
恋をするというのは、想い合うというのは、とても幸せなことだ。だから、私の事情でふたりを引き裂くなんて絶対にしたくない。
「じゃあ、お前の気持ちはどうなるんだよ」
ぽつりと彼の口からこぼされた言葉に、私はごくりと喉を鳴らした。
すると彼は噛みつくように口を開いた。
「オージさんが好きなんじゃないのかよ!」