佐藤先輩と私(佐藤)が出会ったら
自分の部屋の中で佐藤先輩の足音と佐藤先輩が玄関の扉から出ていく音を聞く。
どんなに小さな音でも聞き逃さないようにめちゃくちゃ集中をして・・・。
そして、この家の中に佐藤先輩がいなくなった音を確認し・・・
私は窓の前まですぐに移動し、そこからカーテンを少しだけ開けて佐藤先輩の後ろ姿を見た。
佐藤先輩が帰った後はいつもこうしていた。
そうすると、佐藤先輩はいつも振り返って・・・
私のことを見付けて最後にニコッと笑って大きく手を振ってくれていた。
だから今日も見ていた。
最後に佐藤先輩の笑顔が見たいと思って見ていた・・・。
でも、佐藤先輩が振り返ってくれることはなくて・・・。
代わりに、今日はお父さんがそこに現れた。
お父さんと佐藤先輩が何かを話している姿を眺めていると、お父さんが佐藤先輩の頭を撫でた後に手を振っていた。
そして、私に気付いたお父さんがニッコニコな顔で手を振ってくれたので、それには笑いながら振り返した。
この窓から見えるまで佐藤先輩の後ろ姿を眺め続けたけれど、佐藤先輩は最後まで振り返ることなく消えていってしまった。
「さっき竜也君に会ったよ。
何か凄く泣いててビックリしちゃった。
ピーが死んじゃった時よりも泣いてたよ?」
「あ!"ヒヨリ”さんと結婚するんだって!!」
「高校生なのに?
それと、"ヒマリ”さんね。」
「高校卒業したらすぐにしちゃうんじゃない?
晶がヒマリさんのことが好きらしくて、それで竜也君が結婚を決めたのよ。」
「ああ、それなら本当に結婚するかもね。
でもお父さんはせめて大学を卒業してからがいいな。」
「お母さんだってそう思ってるから、今度竜也君に電話でちゃんと話しておいて?」
「分かった、次の休みに電話してみるよ。」
リビングの扉が閉まる音を確認し、私は泣いた。
私だって泣いた。
こんなの、私だって泣く。
私は昔からそこまで泣かないタイプだけど、佐藤先輩の前でさっきあんなに泣いて、そして今もこんなに泣いている。
ショートパンツの上から触ったおまたは確かにトロトロで・・・。
そして、パンツをずらしておまたの中に指を入れたらグッッショグショで・・・。
「全然上手く出来ないよ・・・。
全然気持ち良くない・・・。」
窓から佐藤先輩が消えてしまった道を眺めながらおまたを触ってみたけれど、何も気持ち良くはなかった。
「でも、良かった・・・。
私も佐藤先輩のおちんちんを触れて、私も佐藤先輩の指で気持ち良くして貰えた・・・。」
よく分からないけれど、あれは気持ち良かったのだと思う。
多分、そうなのだと思う・・・。
それが正解だと分かるのは私が誰かと結婚をした後のこと。
そして・・・
佐藤先輩が私に会いに来てくれるのは、私が誰かとの赤ちゃんを産んだ時。
佐藤先輩がダッシュをしながら病室に入ってきて、赤ちゃんを号泣しながら見下ろす姿を妄想する。
そしたら、見えた。
佐藤先輩が号泣しながらもニコッと笑った先にはヒマリさんがいた。
ベッドにいるのは私ではなくヒマリさんだった。
だって、私は・・・
「あんなこと、佐藤先輩にしかして貰いたくないよ・・・。」
あんなに恥ずかしすぎることを佐藤先輩以外の誰かと出来るとはどうしても思えなかった。
どんなに小さな音でも聞き逃さないようにめちゃくちゃ集中をして・・・。
そして、この家の中に佐藤先輩がいなくなった音を確認し・・・
私は窓の前まですぐに移動し、そこからカーテンを少しだけ開けて佐藤先輩の後ろ姿を見た。
佐藤先輩が帰った後はいつもこうしていた。
そうすると、佐藤先輩はいつも振り返って・・・
私のことを見付けて最後にニコッと笑って大きく手を振ってくれていた。
だから今日も見ていた。
最後に佐藤先輩の笑顔が見たいと思って見ていた・・・。
でも、佐藤先輩が振り返ってくれることはなくて・・・。
代わりに、今日はお父さんがそこに現れた。
お父さんと佐藤先輩が何かを話している姿を眺めていると、お父さんが佐藤先輩の頭を撫でた後に手を振っていた。
そして、私に気付いたお父さんがニッコニコな顔で手を振ってくれたので、それには笑いながら振り返した。
この窓から見えるまで佐藤先輩の後ろ姿を眺め続けたけれど、佐藤先輩は最後まで振り返ることなく消えていってしまった。
「さっき竜也君に会ったよ。
何か凄く泣いててビックリしちゃった。
ピーが死んじゃった時よりも泣いてたよ?」
「あ!"ヒヨリ”さんと結婚するんだって!!」
「高校生なのに?
それと、"ヒマリ”さんね。」
「高校卒業したらすぐにしちゃうんじゃない?
晶がヒマリさんのことが好きらしくて、それで竜也君が結婚を決めたのよ。」
「ああ、それなら本当に結婚するかもね。
でもお父さんはせめて大学を卒業してからがいいな。」
「お母さんだってそう思ってるから、今度竜也君に電話でちゃんと話しておいて?」
「分かった、次の休みに電話してみるよ。」
リビングの扉が閉まる音を確認し、私は泣いた。
私だって泣いた。
こんなの、私だって泣く。
私は昔からそこまで泣かないタイプだけど、佐藤先輩の前でさっきあんなに泣いて、そして今もこんなに泣いている。
ショートパンツの上から触ったおまたは確かにトロトロで・・・。
そして、パンツをずらしておまたの中に指を入れたらグッッショグショで・・・。
「全然上手く出来ないよ・・・。
全然気持ち良くない・・・。」
窓から佐藤先輩が消えてしまった道を眺めながらおまたを触ってみたけれど、何も気持ち良くはなかった。
「でも、良かった・・・。
私も佐藤先輩のおちんちんを触れて、私も佐藤先輩の指で気持ち良くして貰えた・・・。」
よく分からないけれど、あれは気持ち良かったのだと思う。
多分、そうなのだと思う・・・。
それが正解だと分かるのは私が誰かと結婚をした後のこと。
そして・・・
佐藤先輩が私に会いに来てくれるのは、私が誰かとの赤ちゃんを産んだ時。
佐藤先輩がダッシュをしながら病室に入ってきて、赤ちゃんを号泣しながら見下ろす姿を妄想する。
そしたら、見えた。
佐藤先輩が号泣しながらもニコッと笑った先にはヒマリさんがいた。
ベッドにいるのは私ではなくヒマリさんだった。
だって、私は・・・
「あんなこと、佐藤先輩にしかして貰いたくないよ・・・。」
あんなに恥ずかしすぎることを佐藤先輩以外の誰かと出来るとはどうしても思えなかった。