DEAR 2nd 〜Life〜
「……ゴローちゃん、話してくれてありがとうね。」
「……いえいえ♪
そこまで大した話でもないけどね♪」
「……そんな事ないよ。」
───…二人の中学生時代の話……
聞けて良かったな。
ゴローちゃんの生い立ちとか、朝岡さんの優しさとか───……
───ほら。
またこうして胸に降り積もっていくから。
「───…よっし♪
バースデーケーキ完成~っ♪」
「きゃーっ!!!!!♪
ヤッバイね~~コレっ!!!!!!普通に店に売ってそうだよ!!」
出来上がったバースデーケーキを見て、さらに大興奮。
ゴローちゃんと二人で、一生懸命フルーツと生クリームで彩ったバースデーケーキ。
───色合い鮮やか!!!!
生クリームの仕上げだって抜かりないし♪
これぞ職人技!って感じ♪
「───あとは~……
これにロウソク立てたら完璧だな。
……えーっと……
ロウソクどこにあったっけな……?」
そう呟き、カタカタと棚に手を伸ばしてロウソクを探すゴローちゃん。
「……美味しそう……♪」
さっすがゴローちゃんだなぁ……♪
短時間でこんな豪華なケーキ作れるなんて尊敬しちゃう……。
───…なんて、
またまた尊敬の眼差しでゴローちゃんを見つめていると
「───ア・ヤ・ヤ~~?
なぁにその目は~?
もしかしてゴローちゃんに惚れちゃった?」
「────…なっ!!!」
ニヤニヤ~と面白そうに近寄って来たのはいっちゃん。
「何言ってんのっ!!!
んなワケないでしょっ!」
「あははは♪だよねー♪
ゴローちゃんとマリアは付き合ってるから、惚れちゃダメだよ~♪♪」
─────…………
……………
………………え?
━━━━━━ガチャン!
ふいに背後で音がして。
─────…振り返ると
「・・・・・・・・・・・・」
派手にお皿を床に落下させ、顔を真っ赤に染めて動きを止めている、マリアがいた。