DEAR 2nd 〜Life〜




「ねぇー、ゴローちゃん。マリアのどこが好きなの?♪」





「………えー……と。


……さぁ……て、

鍋はいい感じになったかなぁ?」





「ゴローちゃん!!!!

誤魔化し方下手すぎるっ!」





「……………


はい…………。」






何だかんだゴローちゃんに詰め寄っていると







「───ア・ヤ・ヤ~~~っ♪こっち来てこっち!」





いっちゃんがリビングのソファーから、おいでおいでとあたしに手招きしている。






「─────?」





何だろ?





首を傾げながらソファーにいるいっちゃんに近付くと、






「アヤヤ、ここに座ってくれる?」






いっちゃんはそう言って、あたしをソファーの下に座らせた。






「………うんうんっ♪

アヤヤ、髪綺麗だからいい仕上がりになりそう♪」






─────…サラッ……






「………いっちゃん?」




「なぁに?」






「………何やってるの?」






思わずそう聞いてしまった。






だっていっちゃんさっきから───……







「───…何ってヘアセットだよん♪」






「────え!?!?!?」






ヘアセット!?






………気付いたら。



いっちゃんはどこから持ってきたのか……





────ふわっ……




何とアイロンで、丁寧にあたしの髪を巻き出したんだ。



< 111 / 475 >

この作品をシェア

pagetop