DEAR 2nd 〜Life〜
「ねぇー、ゴローちゃん。マリアのどこが好きなの?♪」
「………えー……と。
……さぁ……て、
鍋はいい感じになったかなぁ?」
「ゴローちゃん!!!!
誤魔化し方下手すぎるっ!」
「……………
はい…………。」
何だかんだゴローちゃんに詰め寄っていると
「───ア・ヤ・ヤ~~~っ♪こっち来てこっち!」
いっちゃんがリビングのソファーから、おいでおいでとあたしに手招きしている。
「─────?」
何だろ?
首を傾げながらソファーにいるいっちゃんに近付くと、
「アヤヤ、ここに座ってくれる?」
いっちゃんはそう言って、あたしをソファーの下に座らせた。
「………うんうんっ♪
アヤヤ、髪綺麗だからいい仕上がりになりそう♪」
─────…サラッ……
「………いっちゃん?」
「なぁに?」
「………何やってるの?」
思わずそう聞いてしまった。
だっていっちゃんさっきから───……
「───…何ってヘアセットだよん♪」
「────え!?!?!?」
ヘアセット!?
………気付いたら。
いっちゃんはどこから持ってきたのか……
────ふわっ……
何とアイロンで、丁寧にあたしの髪を巻き出したんだ。