DEAR 2nd 〜Life〜
「…違う…朝岡さんは何も悪くない…」
「…え…?」
ずっと
言いたかった事がある
邪魔な殻を本気でブチ破りたいと思うのなら
いつまでも閉じ込もっている自分に外の世界を見せてあげたいのなら
それは今この瞬間。
だって
ねぇ
もう壊すのではなく
修復しに来たんだから
「……あたし───…
あたし…ね……
い………
イジメ…っられてる……の……っ──…」
あぁ
どうすれば
「……あ…あの日学校行ったら、友達の勘違いで
き、急にいじめられるようになっちゃって…
よく…
よく自分でも分かんなくて……
朝岡さん紹介してって言われても“嫌だ”って言えなかった──……っ」
どうしたら
きちんと伝えられるの
「───…こ…怖くて…っ……だ……誰も助けてくれなくて……
だからあたし言われるままにあんな酷いこと……
──……っ
ごめっ……
ごめ……なさ──…っ
朝岡さんごめんなさいっ───…」
あぁ口下手だ、あたし。
こんな辿々しい言葉じゃ、伝えたくても伝えられない。
それに涙もろいとこも治したい。
ちゃんと伝わったかな。
伝わってないよなぁ…
こんなんで伝わるわけないよなぁ……
カッコ悪いな…
ほんと情けないなぁ…
「──……~~~っく………ふっ………」
嗚咽が酷くなり、あたしはもう満足に呼吸すら出来ないくらい涙でグシャグシャだった。
だけど
─────ギュッ…
「───…あ……や…」
「~~っ」
「もういい……
分かった…分かったから…
ごめんな……っ
気付いてあげられへんくてごめんな…───っ」
「…っ」
「───…彩……
やっと俺に自分から話してくれたよな……
俺……
ずっと待ってた……
ずっと彩にこんな風に頼って欲しかった───…」
「…朝岡さんっ…」