DEAR 2nd 〜Life〜
「───…へぇぇ~…
いいやん♪
リアルに同じ状況の人と励まし合ったら、また気持ちも違ってくるもんなぁ。」
「うんっ♪
それにねー、気持ち吐き出せる場所みたいな…
何か居場所的な感じ。
あたしの言葉とかで共感して友達になってくれて…
何かね、友達増えたみたいでホント嬉しいんだ♪
たとえ顔が見えなくたって、友達に変わりないもん♪」
───…“何となく”、で数日前から始めたホームページ運営。
もともとネットサーフィンが好きなあたしが別にこれと言った主旨もなく、ブログくらいって軽いノリで始めただけなんだけど…
───…今やブログや交流等を通して知り合った数人の人と、こうして掲示板でやり取りをするのもあたしの楽しみの一つになっていた。
…───落ち着いた雰囲気のデザインに彩ったあたし専用のページ。
そこに足を運んでくれる人がいるってだけで、どことなく嬉しい感じがする。
「───…でもさ。
そういうのってやっぱり荒らしとかもおるんちゃうの?」
画面を見つめていた朝岡さんが、赤信号から青に変わった瞬間と同時にあたしに尋ねる。
「……あ~、まぁいるねぇ。でもそういうのって結局マキみたいな人間でしょ?」
やっぱり、ホームページに足を運ぶ人全員がいい人じゃないのがネット。
“そんなに苦しいなら死んじゃえばいいじゃん”
“メンタル弱すぎ”
“いじめられるってことは嫌われてるって事でしょ”
“弱虫”
“頑張ってるアピールいちいちウザイ(^o^)”
…───暴言吐かれたり、中傷めいた事書きに来られて最初は戸惑ったし傷付いた。
……でも、結局はこんなのに付き合って傷付くだけ時間のムダだと、次第に気にしないようになって。
───…それよりも
ここで新たな出逢いを待ち望んでいる方が
ささいな会話や、辛いときは励まし合ったり出来るような
形に囚われない、新しい形の友達の存在と話してる方が。
その方が遥かに時間を有効に使えた。
“一人じゃない”と逆に勇気付けられていたくらいに。
「───色んなやり方があるって事やよな…」
「うん…」
止まったエスティマからは、あたしが今日も戦うべき戦場が見えた。