DEAR 2nd 〜Life〜



明かりも何もない、仄暗い闇の中。








「────お待たせ♪」







運転席と助手席に座っている二人の男が振り向き、




さらにあたしを挟むように左右に座っている二人の男に肩を抱かれ凍り付く。







────夢…






そうだ夢だよ…





だって意味が分からない。





後ろから鈍痛が走ったと思って目覚めたら、次はこんな車の中にいるなんて…






きっとこれはよくある夢のパターン。





絶対そう。




しばらくしたら、また夢から覚めるんだ。





覚めるんだ───…







───…でもどうして?






どうして夢なのにこんなに頭が痛いの?









「───誰からいっちゃう?」






「そりゃここは平等にジャンケンっしょ。」







━━━━━ゾクッ!






四人の男達が前のめりに輪になってジャンケンをし出した瞬間。







「─────…」






安易に、これから何が始まるのか悟ってしまった。






や……だ…





絶対嫌────…!








─────ガチャッ!




ガチャガチャ!






咄嗟に車のドアにしがみつき、力一杯開けようとするも







「───…ざーんねん。



ちゃーんと逃げないように抜かりなくドアロックしてますから♪」







「─────……」







───そん…な……








「───…こっち。




おいでよ。」







笑顔を見せる男達がジリジリと近寄り、あたしの背筋が凍り付く。






だけど次の瞬間男達は痺れが切れたのか、物凄い剣幕で







「━━━━早く来いっつってんだろ!」








━━━━━ガタン!








あたしは罵声と共に簡単に後部座席へと引き戻され、頭を再び強く強打した。








「───…っ…」






走る激痛に目を開けると、車の天井が視界に映る。







けれど次の瞬間









「────大丈夫。





好きな男でも想像すれば、すぐ終わるから。」










「──────…」







男が言い終わらないうちに次々と四肢の自由が奪われ









「────…ぃゃ…






いやぁぁぁぁあ!!!!!!」










あたしの視界には





四人の男が群がった。


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